やっぱスポーツはフィジカルありき
成人男子が100mの電気計測でのタイムのレベルを2段階以上上げようと思ったら、フィジカルトレーニングとは縁を切れないなと思う。
ブロッククリアランスからフィニッシュまで、最大筋力、パワーの体力要素を正しく使う必要がある。
ウエイトで怪我するってのも、正しくストレッチとアジリティトレーニングと組み合わせられてないだけ(前の記事のデータ)だし、ウエイトで動きが重くなるってのも、甚だわからない。
とりあえず、ヘコヘコ軽い重りで速く、とか言ってる場合じゃないよね。レベル上げ作業するなら。
否定派への意見としては、
高頻度のコンセントリックなジャンプ系でRFDの向上や筋力の切り替えしへのアプローチはしたのかって話だし、そもそも年単位で取り組んでる?
確かに重量のウエイトを嫌う感覚を持ってる選手がいるのは事実。
つまり速く走れてたらなんでもいいんだけど、壁に当たったときや、レベルを1段階以上あげなきゃいけないときに、ウエイトを選択しない意味がわからない。
てかなんとかして走りの感覚に落とし込んででもやるべきと思う。
ウエイトをして逆にパフォーマンスが下がったなら、そのレベルの「ウエイト」しかしてない、できないんだから、ウエイトを否定する権利はないんじゃないかと思う。
ウエイトと怪我の発生率
痛めた当日に治療に行ってよかった。
今週はストレッチで来週から流しならできる。
・スタートで自分からゴリゴリ蹴らない
・ウエイト+アジリティ(ハイニードリル)+ストレッチ で怪我の予防
興味深いデータ。逆に言うと、短期間のウエイトトレーニングのみはハムの肉離れを誘発するのか?
なぜスタートで肉離れ?
肉離れの1番の要因はつま先になりすぎていたこと。
もったいない....
スタート。抽象的な表現だけど。
地面を押せるだけの筋肉の出力のサイクルが正常に動作するような余裕、または余白がほしい。
ますセットの状態でこれはいける!ってポジションを見つけないと。
そら誰だって加速走なら思うように走れる。
スタブロ付けて、そこまでもっていけるかは全く別の話だなと思う。
100mにはどんな能力が必要か
某福男スプリンターに学んで、
100mを走るのに構成されている体力要素を分けてみる。
①力
②跳
③柔
④走
細分化してみる
俺なりの解釈です。
自分の解釈、*自分の場合の練習カード
まず走りはケツで真下に踏んで頭のてっぺんから抜けていくイメージをゴールとする。
①安定性。ある程度身体が張ってるというかパワーが蓄積されてないと速い動きができない。この身体にパワーが溜まった感覚がないと11'8〜12"0になる。
走練習の効能増、いろんな練習してみても感覚に気づくことができる。
俗にいうフィジカルってこういうこと?
*スクワット、スクワットジャンプ、クリーン、背中のやつとかウォーターバッグの補強とか
今のところカードは4つ
② 正直③の柔と通じるものがあるんじゃないかと思う。
より筋肉の性能を、明確化するイメージ。 boxジャンプはバウンディングと違いゼロ発進だから高頻度でできる。
*boxジャンプ、ハードルジャンプ、バウンディング(立ち5段とかはハード面からもめんどくさいしやらない)
③柔。これが案外重要。身体を整えるって意味。 動的可動域。潤滑油の役割。
怪我をしてたとき初動負荷トレーニングを1年近く実施してたから気持ちいい動きがしたい。
走るたびにハムがギシギシで千切れそうなんじゃ、ダメだし、に動きが小さくなって滞空時間が短い印象になると要注意。
これを防ぐべく週のどこかで絶対確認しないといけない。身体を回復させるのが究極。
"つまり最低限合理的で正しい伸長反射を出来るようにするのが目的(合ってる?)"
*回復、フラットシューズでのウォーキング、いろんな種類の動的ストレッチ。
④結局走る。陸上選手なんだから。
・SD(スプリンターはスタブロ使ってなんぼ)、
・坂ダッシュ(競技場に行けないときが往々にしてある)
・走り込み
150、200〜250テンポ、セット走→走練の主軸
・トーイング走(トップスピード)
こうしてみると、①ウエイトをメインにして、③で調整して、④走りを抜かりなく。走りは週2+アルファて感じ。
いけるな、10秒台
これから先は、マンネリを防ぐにはどうすりゃいいかを今のうちに考えていきたい。
むっちゃ真面目すぎておもんないブログや!笑